「終業から翌朝まで、何時間空いていますか?」〜労働時間のルール見直しが始まりました〜

いつもお世話になっております。 吉川社会保険労務士事務所です。
朝晩すっかり涼しくなりましたね。 今日は、少し先の働き方に関わるお話をお届けします。
■ 国で「労働時間」の議論が進んでいます
10月14日、厚生労働省の審議会で労働時間のルールが話し合われました。 今後の見直しに向けて、論点が3つ示されています。
① 勤務間インターバル制度の「法的な位置付け」
② 就業時間外の連絡のルール(いわゆる「つながらない権利」)
③ 労働時間の把握のあり方
どれも、まだ決まったことではありません。 「すぐに何かしなければ」と焦らなくて大丈夫です。
■ 勤務間インターバルって?
仕事が終わってから次の始業までに、一定の休息時間を確保する仕組みです。 いまは法律上「努力義務」にとどまっています。
国の資料では、導入している企業は6.9%でした。 「導入予定も検討もしていない」企業は78.7%です。 まだ多くの会社にとって、これからのテーマといえます。
■ いまのうちに、3つだけ確認してみませんか
今回の論点は、どれも「社内の記録とルール」が土台になります。 次の3つを、一度確かめておくと安心です。
✓ 終業から翌日の始業まで、何時間空いているか。勤怠の記録で確かめられますか?
✓ 勤務時間外の連絡に、「すぐ返信してね」という決まりや慣行はありませんか?
✓ 労働時間を、タイムカードやパソコンの記録など客観的な方法で把握していますか?
「うちはどうだろう?」と思ったら、それが良いスタートです。 完璧でなくても大丈夫。いまの姿を知ることが、第一歩になります。
■ 私たちにお手伝いできること
・勤怠の記録から、終業から始業までの間隔を集計します
・インターバル制度を入れる場合の、就業規則の書き方をご案内します
・時間外の連絡ルールや、労働時間の把握方法の見直しをお手伝いします
議論の行方は、これからも追いかけてお知らせしますね。 従業員の皆さんが安心して休めて、会社も元気に回っていく。 そんな職場づくりを、これからも一緒に考えてまいります。
ご不明な点は、お気軽に当事務所ホームページのお問合せ欄からご質問ください。

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