早期再就職支援等助成金(中途採用拡大コース)

早期再就職支援等助成金(中途採用拡大コース)とは?

人手不足が深刻化する中、経験者の採用・定着は多くの中小企業にとって重要な経営課題です。そんな企業を支援する制度の1つが 「早期再就職支援等助成金(中途採用拡大コース)」 です。これは厚生労働省が実施する雇用関係助成金の一つで、中途採用者を計画的に採用し、雇用管理制度を整備した事業主に対して助成が行われます。

✔︎ 助成金の狙い

この助成金は、企業が中途採用を拡大するために必要な「雇用管理制度」(労働時間や評価制度など)の整備と実際の採用活動を支援することを目的としています。採用計画に基づいて取り組みを実施し、目標を達成した事業主に対して助成金が支給されます。

💰 助成額はいくら?

このコースの助成金は 最大100万円/事業所 です。
金額の内訳は以下の通りです:

  • (A) 中途採用率の拡大: 中途採用率を計画前と比較して 20%以上向上50万円
  • (B) 45歳以上の中途採用率拡大: 上記に加え、45歳以上の採用率を10%以上引き上げ、かつ45歳以上労働者の賃金が5%以上増加 → 100万円

中途採用だけでなく、45歳以上の人材採用を促進し賃金向上も実現した企業には、より高い助成額が用意されています。

📋 主な支給要件

助成金を受けるには、単に人を雇用するだけでは不十分です。主な要件は次のとおりです:

  • 中途採用により雇い入れた労働者が 雇用保険一般被保険者 であり、期間の定めのない雇用であること(パートタイムは除く)
  • 中途採用計画を策定し、計画期間中に 対象者を2人以上雇用
  • 中途採用率を過去の3年間と比較して 20%以上向上 させること
  • (B)の場合は45歳以上の採用率や賃金アップも達成すること

また、対象労働者が当該企業や関係会社で直近1年以内に就業していない、という要件などもあり、申請前にはしっかり確認が必要です。

🛠️ 申請の流れと手続き

申請は、まず 中途採用計画を作成し労働局に届け出る ところからスタートします。届け出は原則として計画期間開始日の 6ヶ月前までに行う 必要があります。また、申請には雇用契約書や労働保険の関連書類、賃金台帳などの証憑が必要になります。

📈 助成金活用のポイント

この制度は単なる採用費の補助ではなく、 雇用管理制度の整備と人材活用戦略の両面を強化する機会 です。中途採用率を高めるだけでなく、採用後の評価・処遇制度を整えることで、定着率の向上や企業全体の人材力アップにもつながります。

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